1855年のパリ万博にてメドック地区外のグラーヴ地区から唯一第1級に格付けされたシャトー・オー・ブリオン。有名なワイン評論家のロバート・パーカー氏は「この偉大な1級シャトーは世界で最もエレガントで、アロマの複雑なワインをつくっている」と評しています。まさにシャトー・オー・ブリオンの個性はそのエレガントさ、複雑さにあります。この特徴を形作るのは、シャトー・オー・ブリオン特有のセパージュにあると言われております。他の5大シャトーと比較すると、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロの割合がほぼ同等であり、ヴィンテージによってはときにメルロの割合が高くなるため、独特の個性が生まれると言われております。