ラツィオ州は、イタリアの首都ローマを州都とするイタリア中部西側に位置する州です。西にはティレニア海があり温暖な気候であることからブドウ栽培に適した土地であると言われております。ラツィオ州で造られるワインとしては赤ワインの「チェザネーゼ・デル・ピーリオ」が有名です。2008年にDOCG認定を受けました。ワインと同じ名前がついた土着品種の「チェサネーゼ・コムーネ」「 チェサネーゼ・ダフィーレ」というブドウ品種から造られます。また白ワインでは「エスト・エスト・エスト」や「フラスカーティ」が有名です。トレビアーノ・トスカーノ、トレビアーノ・ジャッロ、マルヴァジーア・デル・ラツィオといったブドウ品種からフルーティかつミネラリーな辛口タイプのワインが造られております。