フランチャコルタは、イタリアのロンバルディア州の東部にあるフランチャコルタ地方で造られるスパークリングワインです。「イタリアのシャンパン」とも表現されるフランチャコルタですが、製造に関してはシャンパーニュよりも厳格な基準が設けられています。このフランチャコルタに使われる主なブドウ品種は、シャンパーニュ同様のシャルドネ、ピノ・ネーロ、ピノ・ビアンコ(上限50%)の3種類です。また、いわゆるシャンパーニュ製法といわれる瓶内二次発酵(最低18カ月)で造られるため高価となる場合がほとんどです。フランチャコルタは長い時間をかけて造られるため、複雑かつ奥深さが際立っており、シャンパーニュに負けない泡のきめ細かさと繊細さを持っております。