ボジョレーは、ブルゴーニュ地方の南端にあるワイン産地です。南端であるため近隣のローヌに近い気候条件であると言われております。ボジョレーは、日本でも馴染み深い新酒の「ボジョレー・ヌーヴォー」が有名ですが、当然ヌーヴォーではないワインも生産されております。ボジョレーでは主に赤ワインの生産がメインであり、代表するブドウ品種はガメイです。ボージョレーで生産されるワインは、ブルゴーニュ地方全体の3分の1を占めると言われております。AOCボジョレー、またボージョレー地区北部の39 ヶ村で造られるAOCボジョレー・ヴィラージュのほかに、クリュ・ボジョレーと呼ばれる10の村名AOCが存在します。クリュ・ボジョレーは特に質が高く、ヌーヴォーのイメージとは全く異なり、長期熟成にも耐えうる品質であると言われております。