安定した品質を誇るサン・テミリオンの名門。最高級のメルロが造られる一等地に位置するシャトー。
メルロ/カベルネ・ソーヴィニヨン/カベルネ・フラン
サン・テミリオン 第一特別級B。紫がかった深いガーネットレッド。スミレのフローラルな香りとブラックベリーのフルーティーな香りが融合した力強い香りが支配します。フレッシュで力強いアタックは、クリーミーなタンニンを伴うエレガントな味わいへと続きます。安定した品質を誇るサン・テミリオンの名門。最高級のメルロが造られる一等地に位置するシャトー。 サン・テミリオンの格付けでトップに君臨する、第一特別級AとB。第一特別級Aはシュヴァル・ブランとオーゾンヌなど4つのシャトーのみ。それに続く形で第一特別級Bが存在します。サン・テミリオンの格付けの特徴として、品質の悪いシャトーは格付けが落ちるという点が挙げられます。変動のほぼないメドックの格付けと決定的に異なり、選別に選別が重ねられその時の格付けがそのままワインのランクに直結するのです。クロ・フルテは第1特別級Bに認定されています。第二次世界大戦後、評価を落としていましたが、1949年にリュルトン家がシャトーを購入し、名声を取り戻すことに成功しました。その間も含め、クロ・フルテは格付けが変わることなく常に第一特別級Bのまま今日まで存在し続けています。まさに「どんな時でも信頼できるシャトー」と言ってよいでしょう。クロ・フルテはサン・テミリオン町の西側。コート(台地の意)地域と呼ばれ、粘土石灰質の土壌でメルロの栽培に適した地域です。その中でもクロ・フルテは台地の最も頂点に位置します 。畑はシャトーの周りに集まっていて、コートの下部に向かって緩やかに傾斜しています。 畑がコート地域の一等地にあるからこそ、上質なメルロが存分に造れるのです。そのためクロ・フルテはメルロ比率が高く、滑らかでふっくらしたクリーミーなワインが造られます。 ブドウは全て手摘みで収穫。粒がつぶれないように、小さな収穫用のかごに入れて醸造所まで運ばれます。2回の選果を行いブドウを厳選した後、約3~4日間コールドマセラシオンを実施。ピジャージュを行いながら果汁を発酵させます。約30日間の漬浸の後は、マロラティック発酵。シュール・リーとともにバドナージュを行い、定期的に試飲をすることで、シュール・リーをどれくらいの間、実施させるかを樽毎に決めていき、それらを絶妙にブレンドさせ、約12ヶ月間熟成させます。熟成させることよって花開く、サン・テミリオンの金字塔的存在の1本。力強さを秘めたしなやかさを、是非この機会にご堪能ください。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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