5.5haの畑に植えられた平均樹齢85年のブドウから成り、柔らかく魅惑的な特徴を備えています。
グルナッシュ/サンソー/シラー/ムールヴェードル
シャトーヌフ・デュ・パプの雄、「ラ・ヴィエイユ・ジュリアンヌ」。経営者のドーマン家がコート・デュ・ローヌの地を手に入れたのは1905年、18世紀初めにスタートを切ったドメーヌがラ・ヴィエイユ・ジュリアンヌです。ドメーヌのオーナー、ジャン・ポール・ドーマン氏は五代目となり、ネゴシアンへキュヴェを樽売りするのがもっぱらであった時代に、いちはやく醸造元詰めというスタイルでワインを販売し始めた、いわばパイオニア的な存在であったといいます。また、こちらの畑はフィロキセラの害を幸運にも逃れたという希少な区画であり、そこでは樹齢100年を超えるブドウ樹が、今もなお果実を結んでいるというのですから驚きです。地中海性気候のコート・デュ・ローヌ南部は、ローヌ渓谷を吹きぬける強い北風である「ミストラル」の影響を受け、通年、非常に乾燥した気候になっています。土壌は日中に温かさを蓄え、夜間に熱を発散して果実の成熟を助けるという石灰岩質の瓦礫混じりの赤粘土質土壌で成っており、充分な日照量が得られる丘の中腹に位置しているそうです。また、ブドウは伝統的な栽培法で、化学肥料や除草剤は全く使用せずに育てられているとのこと。畑全体の自然環境としてのバランスが保たれているという下地と共に、樹齢の高い古木であれば収穫量を低く抑えることで病害虫に対する抵抗力が高まっているため、有機農法で使う農薬ですらさほど必要ないそうです。また、若いブドウ樹にはボルドー液(生石灰と硫酸銅から調製される古典的な農薬)などの天然のものを使って対応しているという話。この地の抜きん出た土壌の個性を表現することに情熱を傾けているというオーナーのドーマン氏ですが、その評価はフランス国内でも上々のもので、ギィド・アシェット誌やワイン・アドヴォケイト誌で、軒並み高評価を得ています。
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少し劣化していました
ローヌのバックヴィンテージということで楽しみにしていたボトルだったのですが、熱による劣化したニュアンスが。シェリーや煮えた果実や獣のニュアンスが強く、本来の味わいとは遠い物となっておりました。とっても残念。
Maybe a bad bottle?
👃mold, cheese, sweet fruit 👄 Fine tannins, a bit bitter, cool in the mouth, not a lot of flavour. No one else has mentioned these kinds of bad aromas, so maybe it was a bad bottle.