マルベックは、アルゼンチンの赤ワインの代表的なブドウ品種で、色が濃く、豊かな果実味が特徴です。マルベックから造られたワインはタンニンが強く、アルコール度数も高めで、凝縮した味わいで飲みごたえがあります。ステーキによく合うワインとしても人気で、アルゼンチンではアサード(大きな塊肉のグリル)と合わせるのが定番となっています。
白ワインのブドウ品種であるトロンテスは、アルゼンチン原産で、マスカットのようなフレッシュで華やかな香り、しっかりとした酸味が特徴です。無名のブドウ品種だったトロンテスですが、スサーナ・バルボ氏の手によってアルゼンチンのスター品種として引き上げられました。これにより、スサーナ・バルボ氏は「トロンテスの女王」とも呼ばれています。